村田扶実子とは? わかりやすく解説

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村田扶実子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/16 17:22 UTC 版)

むらた ふみこ
村田 扶実子
本名 村田嘉寿代
生年月日 (1907-11-28) 1907年11月28日
没年月日 不詳年
出生地 東京府
著名な家族 村田知栄子(妹)
所属劇団 芸術座
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村田 扶実子(むらた ふみこ、1907年11月28日[1] - 不詳)は、日本の女優である。本名は村田 嘉寿代[1]東京都出身[1]。妹は女優の村田知栄子[1]

来歴・人物

兵庫県神戸市で育つ[1]。同市の松蔭高等女学校卒業[1]

1927年に宝塚国民座に入り、その後曾我廼家十吾2代目渋谷天外松竹家庭劇を経て、1937年に水谷竹紫水谷八重子らの率いる芸術座に加入し、舞台を中心に活動[1]

戦後は大阪松竹の新春座などを経て、1956年に大映の専属となり、多くの作品に老け役として出演した[1]。特に、増村保造作品では欠かせない顔であった[1]。舞台出演も継続し、北条秀司などの作品の常連出演者であった[1]

出演作品

映画

  • 女の肌(1957年)
  • 永すぎた春(1957年) - おはま
  • くちづけ(1957年) - 売店のおばさん
  • 地上(1957年) - 中村きん
  • 暖流(1957年) - 婦長 橋本
  • 春高樓の花の宴(1957年)
  • 巨人と玩具(1957年) - 京子の母
  • 赤線の灯は消えず(1958年) - 炊事のばあさん
  • 一粒の麦(1958年)- 須山の妻
  • 氾濫(1959年) - 宇野夫人
  • 美貌に罪あり(1959年) - 周作の母親さく
  • 総会屋錦城 勝負師とその娘 (1959年) - 押売りの女
  • 闇を横切れ(1959年) - 掃除婦
  • 細雪(1959年) - アパートの女主人
  • 女経 第三話 恋を忘れていた女(1960年) - お文
  • 銀座のどら猫(1960年) - 民江
  • 偽大学生(1960年) - 花枝
  • 恋にいのちを(1961年) - 女中A
  • 怪談蚊喰鳥(1961年) - おろく
  • 女は二度生れる(1961年) - お高
  • 妻は告白する(1961年) - 宮内恵子
  • 江梨子(1962年)
  • その夜は忘れない(1962年)
  • 女の一生(1962年) - おくら
  • 黒の報告書(1963年) - 電気器具店主人の妻
  • 嘘(1963年) - アメ横のおばさん
  • 越前竹人形(1963年) - お時
  • (1964年) - 梅子(徳光家女中)
  • 黒の超特急(1964年) - 煙草屋のおかみさん
  • 兵隊やくざ(1965年) - おくま
  • 大怪獣ガメラ(1965年) - 百姓の婆さん
  • (1966年)
  • 白い巨塔(1966年) - 佐々木よし江
  • 妻二人(1967年) - 女中お年
  • にせ刑事(1967年) - ミルクプラントのおばさん
  • セックス・チェック 第二の性 (1968年) - ちか子
  • でんきくらげ(1970年) - 中年女
  • 遊び(1971年) - 寿荘の老婆

テレビドラマ

舞台

  • 華やかな夜景

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j 『日本映画俳優全集 女優篇』、「村田扶実子」の項

参考文献

外部リンク




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