杉間伐材を活用したコジェネレーション利用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 05:26 UTC 版)
「バイオコークス」の記事における「杉間伐材を活用したコジェネレーション利用」の解説
杉の間伐材からバイオコークスを製造する実証事業が秋田県横手市柳田で行われている。製造工程で発生するガスで発動機を動かし、電気と熱水を生み出す「一石三鳥」の方式を全国で初めて採用した。小規模ながらエネルギーの地産地消を進める取り組みとして注目されている。石炭エネルギーセンター(東京)に委託した事業。横手第2工業団地の4500平方メートルを秋田県から借り受け、原料置き場や発電プラントを整備した。2013年5月から稼働している。原料は横手市森林組合が提供している。材木製品に使えない杉の根や細い幹をチップ状に砕いて乾燥させる。その工程で出る木の粉を圧縮して熱を加え、直径10センチ、長さ25~30センチのバイオコークスを製造する。
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