杉田一郎とは? わかりやすく解説

杉田一郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/01 06:09 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

杉田 一郎(すぎた いちろう、1894年明治27年)12月15日[1] - 1971年昭和46年)1月2日[2])は、大正から昭和期の政治家衆議院議員栃木県芳賀郡祖母井町長。

経歴

栃木県[2]芳賀郡祖母井村(祖母井町[1]を経て現芳賀町)で、代々割元名主[3]の杉田家当主・杉田弥太郎の長男として生まれる[1]。宇都宮中学校(現栃木県立宇都宮高等学校)を経て[3]早稲田大学法律科で学んだ[2][注釈 1]

祖母井町会議員、同町長、栃木県会議員、同参事会員を務めた[1][2][3]。また、上野原農学校(現栃木県農業大学校)理事、芳賀郡連合青年団長、祖母井農業会長に在任[2]大政翼賛会栃木県支部協力会議員、同常務委員、小平重工業常務なども務めた[1]

1946年(昭和21年)4月、第22回衆議院議員総選挙(栃木県全県区、日本自由党)で当選し[4]、衆議院議員に1期在任した[2]。その後、公職追放となる[5]。追放解除後、1952年(昭和27年)10月の第25回総選挙栃木県第2区、無所属)に立候補したが落選した[6]

宇都宮中学校時代に野球部で二塁手として活躍し、戦後、全国社会人野球連盟栃木県支部長となった[3]。また文学が趣味で川口松太郎と親交があった[3]

脚註

注釈

  1. ^ 『大衆人事録 第14版 北海道・奥羽・関東・中部篇』栃木16頁では卒業。

出典

  1. ^ a b c d e 『大衆人事録 第14版 北海道・奥羽・関東・中部篇』栃木16頁。
  2. ^ a b c d e f 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』328頁。
  3. ^ a b c d e 『栃木県歴史人物事典』331-332頁。
  4. ^ 『衆議院議員総選挙一覧 第22回』373頁。
  5. ^ 総理庁官房監査課編『公職追放に関する覚書該当者名簿』日比谷政経会、1949年、一般該当者名簿593頁。公職追放の該当事項は「翼賛祖母井町支協兼」。
  6. ^ 『国政選挙総覧 1947-2016』68頁。

参考文献

  • 帝国秘密探偵社編『大衆人事録 第14版 北海道・奥羽・関東・中部篇』帝国秘密探偵社、1943年。
  • 衆議院事務局編『衆議院議員総選挙一覧 第22回』衆議院事務局、1950年。
  • 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
  • 『栃木県歴史人物事典』下野新聞社、1995年。
  • 『国政選挙総覧 1947-2016』日外アソシエーツ、2017年。

杉田一郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/15 14:27 UTC 版)

考える葉」の記事における「杉田一郎」の解説

鉱山採掘所の保安主任

※この「杉田一郎」の解説は、「考える葉」の解説の一部です。
「杉田一郎」を含む「考える葉」の記事については、「考える葉」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「杉田一郎」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「杉田一郎」の関連用語

杉田一郎のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



杉田一郎のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの杉田一郎 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの考える葉 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS