本邦ローン
読み方: ほんぽうろーん
本邦の為替銀行が輸入業者に対し、ドル建て対外決済資金を貸し付ける方式を通常本邦ローン方式という。本邦ローンのことを自行ユーザンスともいうが、これはこの貸付けが為替銀行自身の外貨資金によって行われるからである。個々の石油会社が取り組む本邦ローンの期間は自由である。金利は、従来 BA(バンク・アクセプタンス)レート+BA 手数料 1.5 %+邦銀サーチャージ 1 %程度という体系が主流であった。しかし、今日の資金調達方法の多様化を反映して、この体系は崩れつつある。現在、シッパーズ・ユーザンス(shippers'-usance)は通常 30 日程度であるため、石油会社は原油代金の支払に際し、金融機関からの借入れを余儀なくされる。この場合、本邦ローン方式による借入れが、依然として中心であると思われるが、海外子会社などを通じての海外金融市場からの資金取込みなど、金利的に有利な資金導入が活発化している。 |
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