朝鮮人実業家として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 14:56 UTC 版)
1920年(大正9年)頃になると、韓は朝鮮人実業家や在朝日本人実業家と朝鮮総督府の橋渡し役を担うようになり、朝鮮での会社設立の支援を行うようになった。このように朝鮮財界での実力者となった韓は同年3月、朝鮮人実業家の親睦団体である「朝鮮実業倶楽部」を設立し、自身は理事長に就任した。同会の月例会では朝鮮人実業家と朝鮮総督府官僚が交流し、非公式の政策決定の場となるなど、総督府のコントロール下にあった。1921年(大正10年)には韓が主導して朝鮮生命保険を設立し、副社長に就任。朝鮮人が設立した初めての保険会社となった。
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