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有田潤

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/10 12:23 UTC 版)

有田 潤(ありた じゅん、1922年1月24日[1] - 2011年4月11日)は、日本の哲学・語学研究者。

略歴

東京出身。1946年に早稲田大学文学部哲学科、1951年にアテネ・フランセを卒業、早稲田大学商学部助教授、教授(ドイツ語)を歴任し、1992年に定年退任、名誉教授。ギリシア哲学ヘレニズム哲学、ドイツ語学、対照文法、ショーペンハウアーなどを研究し、翻訳も行なった。

著書

  • 『初級ラテン語入門』白水社 1964
  • 『理工科大学生のドイツ語入門 物理編』三修社 1967
  • 『哲学はいかにして生まれたか』講談社現代新書 1969
  • 『わかるドイツ語入門12講』南江堂 1982
  • 『ラテン文法表 インデックス式』白水社 1984、新版2024
  • 『文法復習 やさしい独文解釈』三修社 1986
  • 『ドイツ語学講座』全6巻 南江堂 1985-1997
  • 『入門ドイツ語冠詞の用法』三修社 1992
  • 『ドイツ語基本単語と公式』三修社 1995、新版2001
  • 『ラテン語基礎1500』大学書林 1957 (基礎1500双書)
  • 『やさしいラテン語読本 全訳・註解』大村雄治・古川晴風共編 大学書林 1964

翻訳

  • アンドレ・クレッソン『古代哲学』白水社 文庫クセジュ 1955
  • ジャン・ブラン『ストア哲学』白水社 文庫クセジュ 1959
  • ジャン・ブラン『エピクロス哲学』白水社 文庫クセジュ 1960
  • ポール・クロッシェ『ギリシヤ古典文化入門』白水社 文庫クセジュ 1961
  • ジャン・ブラン『ソクラテス』白水社 文庫クセジュ 1962
  • ジャン・ブラン『アリストテレス』白水社 文庫クセジュ 1962
  • ジャン・ポール・デュモン『ギリシャ哲学』白水社 文庫クセジュ 1963
  • G.シャンドン『ホメロス物語』白水社 1965、新版2000
  • ジャン・コラール『ラテン文法』白水社 文庫クセジュ 1968
  • エミール・ジュネ『ギリシア神話物語』白水社 1968、新版1996
  • シャルル・ギロー『ギリシア文法』白水社 文庫クセジュ 1970、改訳新版2004
  • 『ショーペンハウアー全集 10 哲学小品集Ⅰ』白水社 1973
  • 『ショーペンハウアー全集 7 意志と表象としての世界 続編 Ⅲ』塩屋竹男共訳 白水社 1974、各・復刊1996、2004
  • ジャクリーヌ・ド・ロミーイ『ホメロス』白水社 文庫クセジュ 2001

論文

脚注

  1. ^ 『現代日本人名録』1987



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