有明ユリとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 有明ユリの意味・解説 

有明ユリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/27 13:01 UTC 版)

有明 ユリ(ありあけ ゆり、1938年1月24日[1] - 没年不明)は、日本の歌手女優である。東芝レコードに所属していた[2]

経歴

1950年代後半から1960年代前半にかけ、歌手、女優として活躍した。

NHK紅白歌合戦には2回出場しており、1959年第10回NHK紅白歌合戦では、宝とも子藤崎世津子とともに「シエリト・リンド」を、1960年第11回NHK紅白歌合戦では、小割まさ江沢たまき高美アリサとともに「或る恋の物語」を歌唱した。

渡辺プロダクションに所属していたと考えられている。

姉は西崎流の日本舞踊家で、西崎流本部若葉会舞踊団の宗家の西崎眸[3][1]。その娘(有明ユリの姪)は1974年のヒット歌謡曲「旅愁」を歌った西崎緑

西新橋の西崎流本部の建物で姉とともに純喫茶有明を営んでいた[3]

映画出演

  • 待っていた花嫁(1959年、松竹)[4]
  • 夜の配役(1959年、松竹)[4]

テレビ出演

代表曲

  • 然別湖で逢ったひと 
    作詞・作曲:三杉一郎
  • ジャガイモ人生 
    作詞:土崎民樹/作曲:稲富鎮恵
  • トランジスタア娘 
    作詞:原由記/作曲:塩谷純一
  • 炭鉱(ヤマ)の子守唄 (東芝日曜劇場(第156回) 「ざりがにの歌 ある映画プロデューサーの手記より」(1959年11月22日放送) 主題歌)
    作詞・作曲:森中鎮雄/編曲:大澤浄二

NHK紅白歌合戦出場歴

年度/放送回 曲目 対戦相手 備考
1959年(昭和34年)/第10回 シェリト・リンド ダークダックス 「ヴォーカル・トリオ」として出場、宝とも子藤崎世津子と歌唱。
1960年(昭和35年)/第11回 或る恋の物語 沢たまき小割まさ江高美アリサとの混合で歌唱。

脚注

  1. ^ a b 『小説倶楽部』夏の大増刊、桃園書房、1960年8月。 
  2. ^ 『大衆人事録 第23版 東京篇』帝国秘密探偵社、1963年、185頁。 
  3. ^ a b 『日本会社録 第5版』交詢社出版局、1967年、B-44頁。 
  4. ^ a b 有明ユリ(アリアケユリ)の映画作品
  5. ^ ミュージカルびっくりパーティー掲示板-ミルドラ-ミルクカフェ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「有明ユリ」の関連用語

有明ユリのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



有明ユリのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの有明ユリ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS