有意水準の振り分け
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/17 03:57 UTC 版)
通常臨床試験では、有意水準を5%とし、主要評価項目の検定結果がp<0.05であった場合に「主要評価項目は5%水準で有意である」という。主要評価項目を単純に複数個設けた場合、何方かの検定結果がp<0.05となる確率は9.75%となり、妥当性を欠く。この様な場合、ボンフェローニ補正やシダック補正を用いて何方かの検定結果がp<0.05となる確率を5%に抑えると、統計学的に妥当な結果を導く事が出来る。この様な場合、其々の評価項目に均等に有意水準を割り振るだけでなく、1%と4%等、不均等に割り振る事も可能である。
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