有佐王とは? わかりやすく解説

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有佐王

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/16 06:53 UTC 版)

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有佐王(うさおう、生没年不詳)は、平安時代前期の皇族官位従四位上大舎人頭

経歴

系譜は明らかでないが、桓武天皇から仁明天皇までのいずれかの天皇の孫と考えられる。

清和朝貞観10年(868年)二世王の蔭位により無位から従四位下に直叙される。その後、大舎人頭に任ぜられると清和朝半ばから宇多朝にかけて20年以上の長きに亘ってこれを務める。この間、元慶元年(877年)従四位上に昇叙されるとともに、越後権守加賀権守などの地方官も兼帯した。また、貞観17年(875年)には雨乞いのために伊勢大神宮に派遣されて奉幣を行っている[1]

官歴

注記のないものは『日本三代実録』による。

脚注

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  1. ^ 『日本三代実録』貞観17年6月9日条
  2. ^ 『大日本史』

参考文献




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