有りんす詞(ありんすことば)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 16:50 UTC 版)
「役割語」の記事における「有りんす詞(ありんすことば)」の解説
「なんだか、ご法事にあふやうでありんす」などと出身を分からなくするために、花魁の言葉のうち、なかば人工的に作られた廓詞のこと。「ありんす」は「あります」の音変化で新吉原の遊女が用いた。なお、金水はありんす言葉は江戸時代には一般的ではなく明治以降に使用されるようになったとしている。
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