月刊円周率とは? わかりやすく解説

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月刊円周率

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/16 18:34 UTC 版)

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月刊円周率
Monthly Pi
ジャンル 専門誌
読者対象 一般
刊行頻度 月1回刊
発売国 日本
言語 日本語
定価 314円
出版社 暗黒通信団
編集部名 月刊円周率編集部
発行人 星野香奈
ISSN 1884-4464
刊行期間 2009年11月-
発行部数 314部()

月刊円周率』(げっかんえんしゅうりつ、Monthly Pi)は、同人誌サークル暗黒通信団が発行する日本月刊雑誌。各号は円周率の数表と「表紙」「奥付」のみから構成されている。

概要

同団より刊行される『円周率1000000桁表』の関連雑誌として2009年11月に創刊されたが、2010年1月から2012年1月までは休刊となっていた[1]。その理由は「流通の社長が中身を見て激怒した」からである。その後、『円周率1000000桁表』の続きを掲載するというコンセプトで復刊が企画され、2012年2月号がジュンク堂書店池袋店の暗黒通信団フェアにあわせて復刊された。同号はコピー誌でありながら日本タイトルだけ大賞を受賞し、Amazonのマーケットプレイスではプレミアム価格で販売されていた[2]。同年発行の9・10・11月合併号はハマザキカクの「2012年・珍書の10大ニュース」において3位に選ばれた[3]。2014年12月号以降は合併号はなく、月刊で刊行されている(ただし2016年3月号は「3月14日号」とされた)。現在まで全号が国立国会図書館に収蔵されている。夏と冬に開かれるコミックマーケットでは無償で配布される。なお、定価は創刊以来一貫して314円であるが、印刷単価は400円程度であるとされる[4]。行間が3.14mmと6.28mmで編集されており、ロケットニュース24ライターの佐藤英典はコミケット90でこれをみつけ「コミケでもっともぶっ飛んだ書籍」と評した[5]。『雑誌新聞総かたろぐ2017年版』(メディア・リサーチ・センター刊)の557ページに収録。

受賞

テレビでの報道

ネットメディア等での紹介

脚注

  1. ^ 月刊円周率休刊のお知らせ」 暗黒通信団 2010年1月22日
  2. ^ ハマザキカク『ベスト珍書 このヘンな本がすごい!』中央公論新社、2014年、112-113頁。ISBN 978-4-12-150507-1
  3. ^ 『月刊円周率』にガクゼン【2012年・珍書の10大ニュース】日刊SPA! 2012年12月29日
  4. ^ Twitter公式による発言
  5. ^ 【インタビュー】コミケでもっともぶっ飛んだ書籍『月刊円周率』! その読みどころを発行元の「暗黒通信団」に聞いてみた
  6. ^ 日本タイトルだけ大賞2012夏の陣 受賞作品一覧」 新刊JP(オトバンク
  7. ^ 価格.com テレビ紹介情報 「月刊円周率」に関連する情報価格.com

参考文献

  • 雑誌新聞総かたろぐ(メディア・リサーチ・センター株式会社 刊)

外部リンク




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