書類在中
「書類在中」は、書類を封筒に入れて相手方に渡す(または郵送する)場合に、「中には書類がある」と明示するために、封筒の表に記載する文言。「在中」は「中に在る」と返り読みする漢語表現。中身に応じて「履歴書在中」「請求書在中」のような文言が用いられることもある。
「書類在中」を記載する場所は、通例《封筒の表面の左下側》。ただし、横書きの場合は右下。要するに文末にあたる位置に配置する。四角い枠で囲ってラベルのように表示する。朱書きが望ましいとされるが、赤ペンの用意がなければ黒色で書いても特に差し支えない。
「書類在中」を書く意味は、封筒を受け取った者が開封するまでもなく内容を判別できるようにという計らいである。その意味で、「書類在中」と書くことで迅速な処理が期待できる。もちろん「書類在中」と書かなくても書類は適切に処理されるだろう。
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