更衣 (後宮)
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更衣(こうい)とは、本来天皇の衣替えに奉仕する女官の呼称であったが、後に嬪・女御に次ぐ令外の后妃の身位(『弘仁式』中務省式)となった。
- ^ タイラー, ロイヤル、天野, 紀代子、ネルソン, スティーヴン・G、阿部, 真弓「シンポジウム 源氏物語の魅力」『日本文學誌要』第77号、法政大学国文学会、2008年3月、2-33頁、hdl:10114/9403、ISSN 0287-7872、国立国会図書館書誌ID:9424479。
- ^ 玉井『日本史大事典』
- ^ 白河天皇は摂関家の傍流閑院流出身の母・藤原茂子から生まれ、摂関家嫡流の養女・中宮賢子を一心に愛し、その所生の皇子・堀河天皇への譲位を強行するために院政を創出した。後三条天皇は白河天皇と彼に絡む摂関家が、白河天皇の東宮時代に早くも大切な養女を彼に入内させた摂関家の外戚奪還への思惑と白河天皇が次代へわが子による継承を熱望している思いが合致し、見透かして釘を刺したが結局後三条天皇の死後、源基子は実仁親王に死なれて後三条天皇自身の外戚でもある三条源氏による外戚の計画は頓挫した。
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