時価転換社債
転換社債は、発行時に決められた値段(転換価格)でいつでもその会社の株式に切り換えることができます。転換価格はかつて、株式の額面と同じ価格の時代もありましたが、現在はすべてこの時価転換社債で行われています。通常、転換価格は発行時の株価より2.5%ほど高いところに設定されます。1,000円の株価であれば、転換価格は1,025円となります。転換社債は投資家にとって、株式の投機性と普通社債の安定性を併せ持ったもので、株価が上昇して転換価格を上回れば株式に転換して利益を上げられるし、株価が転換価格まで上がらない時は社債のまま持ち続けて利息と満期償還金を受け取ることが可能です。
「時価転換社債」の例文・使い方・用例・文例
- 時価転換社債という社債
時価転換社債と同じ種類の言葉
- 時価転換社債のページへのリンク