昭和36年全日本6人制バレーボール総合選手権

ウィキペディア

昭和36年全日本6人制バレーボール総合選手権

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/01/24 06:20 UTC 版)

昭和36年全日本6人制バレーボール総合選手権

開始年	1958
終了年	1979
主催	日本バレーボール協会
チーム数	男子：47 女子：27チーム
加盟国	日本
前回優勝	男子：日本鋼管 女子：日紡貝塚
最多優勝	男子：八幡製鉄（2回） 女子：日紡貝塚（3回）

昭和36年全日本6人制バレーボール総合選手権（しょうわ36ねん ぜんにほん6にんせいバレーボールそうごうせんしゅけん）は、1961年10月から11月にかけて行われた第4回目の全日本6人制バレーボール総合選手権である。

男子

概要

• 日程: 1961年10月26日 - 10月29日
• 会場: 東京体育館
• 参加チーム: 47チーム

試合方法

予選トーナメントを行い、勝ち抜いた4チームによる決勝リーグ戦で優勝を決定する。

参加チーム

推薦			実業団・クラブ			大学・高校
No	チーム名	都道府県名	No	チーム名	都道府県名	No	チーム名	都道府県名
1	シチズン淀橋	東京都	17	富士製鉄室蘭	北海道	41	大館鳳鳴高校	秋田県
2	中央大学	東京都	18	全岩手	岩手県	42	福島大学	福島県
3	明治大学	東京都	19	日立茨城	茨城県	43	慶応大学	東京都
4	早稲田大学	東京都	20	国鉄大宮	埼玉県	44	順天堂大学	東京都
5	日本体育大学	東京都	21	日本ビクター	東京都	45	関西大学	大阪府
6	立教大学	東京都	22	古河電工	神奈川県	46	神戸外語大学	兵庫県
7	日本大学	東京都	23	東芝横須賀	神奈川県	47	郡山高校	奈良県
8	日本鋼管	神奈川県	24	津上製作所	新潟県
9	冨士フイルム	神奈川県	25	不二越鋼材	富山県
10	東レ九鱗会	滋賀県	26	倉庫精練	石川県
11	松下電器	大阪府	27	ヤシカ	長野県
12	松下電子	大阪府	28	日紡大垣	岐阜県
13	関西学院大学	兵庫県	29	静岡市高クラブ	静岡県
14	帝人三原	広島県	30	電電東海	愛知県
15	八幡製鉄	福岡県	31	積水化学	滋賀県
16	旭化成	宮崎県	32	日本レイヨン	京都府
			33	三菱電機伊丹	兵庫県
			34	神戸製鋼	兵庫県
			35	日紡坂越	兵庫県
			36	電電中国	広島県
			37	帝人岩国	山口県
			38	専売徳島	徳島県
			39	帝人松山	愛媛県
			40	住友金属小倉	福岡県

予選トーナメント

1回戦

#101
		早稲田大学	2 - 0	関西大学

#102
		シチズン淀橋	2 - 0	全岩手

#103
		郡山高校	2 - 0	倉庫精練

#104
		帝人松山	2 - 0	帝人岩国

#105
		富士製鉄室蘭	2 - 0	積水化学

#106
		帝人三原	2 - 0	日本レイヨン

#107
		慶応大学	2 - 0	日紡大垣

#108
		古河電工	2 - 0	神戸外国語大学

#109
		松下電器	2 - 0	国鉄大宮

#110
		静岡市高クラブ	2 - 0	日立茨城

#111
		不二越鋼材	2 - 0	津上製作所

#112
		電電中国	2 - 1	電電東海

#113
		順天堂大学	2 - 0	専売徳島

#114
		富士フイルム	2 - 0	東芝横須賀

#115
		日紡坂越	（不戦勝）	福島大学

2回戦

#116
		立教大学	2 - 0	帝人松山

#117
		八幡製鉄	2 - 1	富士フイルム

#118
		日本大学	2 - 1	松下電器

#119
		富士製鉄室蘭	2 - 0	住友金属小倉

#120
		旭化成	2 - 0	順天堂大学

#121
		日本ビクター	2 - 0	古河電工

#122
		東レ九鱗会	2 - 1	早稲田大学

#123
		日本体育大学	2 - 0	大館鳳鳴高校

#124
		神戸製鋼	2 - 0	郡山高校

#125
		三菱電機伊丹	2 - 0	電電中国

#126
		帝人三原	2 - 0	ヤシカ

#127
		日本鋼管	2 - 0	シチズン淀橋

#128
		関西学院大学	2 - 0	慶応大学

#129
		中央大学	2 - 1	不二越鋼材

#130
		明治大学	2 - 0	静岡市高クラブ

#131
		松下電子	2 - 0	日紡坂越

3回戦

#132
		旭化成	2 - 0 (16-14) (15-13)	八幡製鉄

#133
		東レ九鱗会	2 - 0 (15-7) (15-2)	日本ビクター

#134
		関西学院大学	2 - 0 (17-15) (15-9)	帝人三原

#135
		日本鋼管	2 - 0 (15-0) (15-2)	神戸製鋼

#136
		中央大学	2 - 0 (15-6) (15-8)	三菱電機伊丹

#137
		日本体育大学	2 - 0 (15-12) (15-4)	松下電子

#138
		富士製鉄室蘭	2 - 0 (16-14) (15-8)	立教大学

#139
		明治大学	2 - 1 (7-15) (18-16) (15-11)	日本大学

準々決勝

#140
		日本体育大学	2 - 0 (15-5) (17-15)	関西学院大学

#141
		日本鋼管	2 - 0 (15-8) (15-6)	富士製鉄室蘭

#142
		東レ九鱗会	2 - 0 (15-11) (15-13)	明治大学

#143
		中央大学	2 - 0 (15-7) (15-6)	旭化成

決勝リーグ

#151
		東レ九鱗会 （1勝）	3 - 0 (15-6) (15-7) (15-10)	中央大学 （1敗）	主審: 大倉 副審: 平岡

#152
		日本鋼管 （1勝）	3 - 0 (15-2) (15-3) (15-6)	日本体育大学 （1敗）	主審: 森 副審: 久保田

#153
		日本鋼管 （2勝）	3 - 0 (15-12) (15-10) (15-9)	中央大学 （2敗）	主審: 大倉 副審: 石丸

#154
		東レ九鱗会 （2勝）	3 - 0 (15-8) (15-4) (15-12)	日本体育大学 （2敗）	主審: 大倉 副審: 平岡

#155
		中央大学 （1勝2敗）	3 - 1 (13-15) (15-1) (15-11) (15-4)	日本体育大学 （3敗）	主審: 森 副審: 久保田

#156
		東レ九鱗会 （3勝）	3 - 2 (11-15) (15-12) (16-14) (15-11) (18-16)	日本鋼管 （2勝1敗）	主審: 大倉 副審: 石丸

最終順位

順位	チーム名	備考
優勝	東レ九鱗会	初優勝
準優勝	日本鋼管
3位	中央大学
4位	日本体育大学

女子

概要

• 日程: 1961年11月22日 - 11月26日
• 会場: 東京体育館
• 参加チーム: 27チーム

試合方法

グループ戦およびゾーントーナメント戦を行い、勝ち抜いた4チームによる決勝リーグ戦で優勝を決定する。

参加チーム

推薦			実業団・クラブ			大学・高校
No	チーム名	都道府県名	No	チーム名	都道府県名	No	チーム名	都道府県名
1	明治生命	東京都	8	三馬ゴム	北海道	21	敬愛学園	秋田県
2	朝日生命	東京都	9	東京三洋電機	群馬県	22	大成女子高校	茨城県
3	ヤシカ本社	東京都	10	東邦レース	埼玉県	23	昭和学院	千葉県
4	ヤシカ諏訪	長野県	11	シチズン淀橋	東京都	24	日本体育大学	東京都
5	日清紡島田	静岡県	12	富国生命	東京都	25	中村高校	東京都
6	四天王寺高校	大阪府	13	日本鋼管	神奈川県	26	豊橋東高校	愛知県
7	日紡貝塚	大阪府	14	富士フイルム	神奈川県	27	郡山高校	奈良県
			15	日紡岐阜	岐阜県
			16	幽蘭クラブ	静岡県
			17	鐘紡四日市	三重県
			18	三菱電機伊丹	兵庫県
			19	林兼産業	山口県
			20	倉レ西条	愛媛県

グループ戦

#201
		明治生命	2 - 0 (15-12) (15-12)	豊橋東高校

#202
		三菱電機伊丹	2 - 1 (15-10) (4-15) (15-0)	三馬ゴム

#203
		富国生命	2 - 1 (1-15) (15-3) (15-4)	敬愛学園

#204
		東京三洋電機	2 - 1 (15-4) (11-15) (15-7)	日清紡島田

#205
		朝日生命	2 - 1 (17-15) (8-15) (15-12)	富士フイルム

#206
		大成女子高校	2 - 0 (15-5) (15-3)	昭和学院

#207
		シチズン淀橋	2 - 0 (15-3) (15-2)	郡山高校

#208
		四天王寺高校	2 - 0 (15-0) (15-9)	倉レ西条

#209
		林兼産業	2 - 1 (3-15) (15-12) (15-13)	日本鋼管

#210
		中村高校	2 - 0 (15-7) (15-7)	東邦レース

#211
		日本体育大学	2 - 0 (15-2) (15-6)	日紡岐阜

#212
		日清紡島田	2 - 1 (15-13) (10-15) (15-3)	幽蘭クラブ

敗者復活戦

#213
		豊橋東高校	2 - 0 (15-0) (15-0)	三馬ゴム

#214
		日清紡島田	2 - 0 (15-7) (15-0)	敬愛学園

#215
		富士フイルム	2 - 0 (15-8) (15-10)	昭和学院

#216
		倉レ西条	2 - 0 (15-0) (15-0)	郡山高校

#217
		日本鋼管	2 - 0 (15-6) (15-5)	東邦レース

#218
		日紡岐阜	2 - 0 (15-11) (15-12)	幽蘭クラブ

ゾーントーナメント戦

Aゾーン

1回戦

#221
		日本鋼管	2 - 1 (11-15) (15-7) (15-10)	中村高校

2回戦

#222
		日紡貝塚	2 - 0 (15-2) (15-3)	日本鋼管

#223
		シチズン淀橋	2 - 0 (15-7) (15-6)	大成女子高校

決勝

#224
		日紡貝塚	2 - 0 (15-0) (15-0)	シチズン淀橋

Bゾーン

1回戦

#225
		朝日生命	2 - 1 (15-6) (11-15) (15-6)	三菱電機伊丹

#226
		日清紡島田	2 - 0 (15-13) (15-13)	明治生命

2回戦

#227
		鐘紡四日市	2 - 1 (11-15) (15-7) (15-11)	日清紡島田

#228
		朝日生命	2 - 1 (15-13) (8-15) (16-14)	四天王寺高校

決勝

#229
		鐘紡四日市	2 - 0 (15-9) (15-5)	朝日生命

Cゾーン

1回戦

#231
		富国生命	2 - 0 (15-7) (15-3)	日清紡島田

#232
		豊橋東高校	2 - 0 (15-5) (15-4)	日紡岐阜

2回戦

#233
		ヤシカ諏訪	2 - 0 (15-2) (15-0)	富国生命

#234
		日本体育大学	2 - 1 (12-15) (15-8) (15-8)	豊橋東高校

決勝

#235
		日本体育大学	2 - 1 (15-10) (4-15) (15-12)	ヤシカ諏訪

Dゾーン

1回戦

#236
		林兼産業	2 - 1 (15-5) (10-15) (15-9)	富士フイルム

2回戦

#237
		東京三洋電機	2 - 0 (18-16) (15-5)	倉レ西条

#238
		ヤシカ本社	2 - 0 (15-1) (15-7)	林兼産業

決勝

#239
		ヤシカ本社	2 - 0 (15-8) (15-0)	東京三洋電機

決勝リーグ

#251
		日紡貝塚 （1勝）	3 - 0 (15-7) (15-3) (15-8)	日本体育大学 （1敗）

#252
		ヤシカ本社 （1勝）	3 - 1 (17-15) (15-6) (7-15) (15-6)	鐘紡四日市 （1敗）

#253
		日紡貝塚 （2勝）	3 - 0 (15-3) (15-2) (15-2)	鐘紡四日市 （2敗）

#254
		ヤシカ本社 （2勝）	3 - 2 (15-10) (15-6) (8-15) (12-15) (15-12)	日本体育大学 （2敗）

#255
		鐘紡四日市 （1勝2敗）	3 - 1 (9-15) (15-12) (16-14) (15-9)	日本体育大学 （3敗）

#256
		日紡貝塚 （3勝）	3 - 0 (15-5) (15-5) (15-7)	ヤシカ本社 （2勝1敗）

最終順位

順位	チーム名	備考
優勝	ニチボー貝塚	4年連続優勝
準優勝	ヤシカ本社
3位	鐘紡四日市
4位	日本体育大学

脚注

• 本記事のマッチナンバーは編集の便宜上付番したものです。

参考文献

• VOLLEYBALL（日本バレーボール協会機関誌）1962年1月号 22ページ
• VOLLEYBALL（日本バレーボール協会機関誌）1962年4月号 74ページ