昭和11年帝国国防方針
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 18:11 UTC 版)
「帝国国防方針」の記事における「昭和11年帝国国防方針」の解説
昭和11年(1936年)6月3日の改定では前回の改定から国是、国家目標、国家戦略が国防の本義としてまとめられる構成となっている。その国防の本義とは、国家の権威を高めることと経済的な繁栄にあるという原則的な記述となった。 そして国防方針は外交で国家の発展を確保し、その上で有事においては先制主義と短期決戦を軍事ドクトリンとすることが定められた。また持久戦・総力戦に配慮しながらも短期決戦に必要な平時における軍事力の準備が強調されている。
※この「昭和11年帝国国防方針」の解説は、「帝国国防方針」の解説の一部です。
「昭和11年帝国国防方針」を含む「帝国国防方針」の記事については、「帝国国防方針」の概要を参照ください。
- 昭和11年帝国国防方針のページへのリンク