星の生徒とは? わかりやすく解説

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星の生徒

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/09 00:24 UTC 版)

星の生徒
小説
著者 山中峯太郎
イラスト 河目悌二
出版社 大日本雄弁会(のちの講談社
掲載誌 少年倶楽部
連載期間 1934年1月号 - 1934年12月号
テンプレート - ノート
ポータル 文学

星の生徒』(ほしのせいと)は、山中峯太郎作、河目悌二画による少年向け小説。『少年倶楽部』1934年(昭和9年)1月号から12月号に連載された。

概要

山中は、大阪陸軍幼年学校(4期)、陸軍士官学校(19期)を経て陸軍大学校にも進学した軍人だったが、病のため陸大を中退した後、作家となり少年向け小説を発表していた。

本作は、東京陸軍幼年学校の第35期、第37期生をモデルとして執筆された[1]。数名の生徒が山中の自宅に招かれてエピソードを提供し、実在の人名や実際の出来事が登場している[1]

タイトルの「星の生徒」とは、制服の襟の徽章に由来した幼年学校生の愛称であり、当時の日本で高い社会的地位があった。

連載後の1936年(昭和11年)に入校した第40期生には、この小説を読んで幼年学校に憧れを抱いた者も多くいた[2]

書誌情報

脚注

参考文献

  • 東幼史編集委員会『東京陸軍幼年学校史 わが武寮』東幼会、1982年10月。 

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