易祗とは? わかりやすく解説

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易祗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/24 00:00 UTC 版)

易祗(えきし、生没年不詳)とは、江戸時代絵師

来歴

師系・経歴不明。白峯と号す。落款に「邦易祗」とあり、姓は邦氏かといわれる。『浮世絵師伝』は「邨氏」とするが「邦」が正しい。寛政のころ江戸で刊行された狂歌本の挿絵摺物の絵を描いており、その画風は堤派に近いという。

作品

  • 『伯楽集』 プルヴェラー・コレクション ※絵入狂歌本、寛政9年(1797年)正月の序文あり。窪俊満ほかとの合作
  • 美満寿組入』 ※立川焉馬編、寛政9年刊行。鳥居清長ほかと挿絵を合作
  • 男踏歌』 ※浅草庵市人序撰、寛政10年刊行。北尾重政ほかとの合作
  • 『夷曲花鳥集』 ※十種庵霜解編、寛政12年刊行。蹄斎北馬ほかとの合作
  • 「月」 長判錦絵摺物 ベルリン東洋美術館所蔵 ※寛政頃。浅草庵ほかの狂歌あり

参考文献




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