明るさの表示
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 15:43 UTC 版)
白熱電球の明るさはかつては燭(カンデラ(cd)にほぼ等しい)を単位とする光度で表されていたが、現在はワット(W)を単位とする消費電力で、明るさの型式を表現されている。ただし、明るさをWで表示するのは白熱電球だけであり、他の光源である電球形蛍光灯とLED電球は、全光束(単位:ルーメン[lm])表示する事と業界団体の規定で定められている。 かつて白熱電球が一般的に販売されていた時代には、40W・60W・100Wの3種類が一般的であった。この他メーカーにより、また稀に10W・30W・50W・80Wなどの種類も販売されていたが、20W刻みで連続数字だと40W・60W・80W・100Wとなるべきところ、80Wの電球の販売が稀であったのは、実際の明るさ的には80Wと100Wは差がなく、100Wの方がいくらか明るく感じるので80Wよりも100Wが出回るようになったためだという。
※この「明るさの表示」の解説は、「白熱電球」の解説の一部です。
「明るさの表示」を含む「白熱電球」の記事については、「白熱電球」の概要を参照ください。
- 明るさの表示のページへのリンク