日本アニメフィルム文化連盟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/03/16 08:28 UTC 版)
| 団体種類 | 一般社団法人 |
|---|---|
| 略称 | NAFCA |
| 設立 | 2023年4月27日 |
| 所在地 | 東京都練馬区石神井町 |
| 法人番号 | 4011605002517 |
| 主要人物 |
福井智子（代表理事） 咲野俊介（代表理事） |
| 活動地域 |
 日本 |
| 主眼 | アニメーション文化の承継、発展、普及 |
| 活動内容 | アニメ業界における人材育成・待遇改善の推進 |
| 活動手段 | 教育 |
| ウェブサイト | https://nafca.jp/ |
一般社団法人日本アニメフィルム文化連盟（にっぽんアニメフィルムぶんかれんめい、Nippon Anime & Film Culture Association、NAFCA）は、2023年4月27日に、日本のアニメ業界における人材育成を目的に設立された団体[1]。
歴史
2023年4月27日に北尾勝、ヤマトナオミチ、咲野俊介、甲斐田裕子らによって設立され[2]、初代の代表理事にはアニメプロデューサーの植田益朗が就任した[3]。公式キャラクターのデザインは馬越嘉彦が担当した[2]。
2024年5月28日、TikTok日本法人は、NAFCAに対して寄付を行ったことを発表した[4]。
活動
アニメ業界における人材育成や賃金向上などをはじめとした諸課題の解決を活動目的としており[1]、業界人の勤務実態のアンケート調査や政策提言などを行っている[5][6]。
アニメータースキル検定
人材育成の一環として、アニメーターとしてのスキルを問う検定試験「アニメータースキル検定」（アニ検）を運営している[7]。2024年11月9日には、東京、大阪、名古屋、福岡、新潟で5級と6級の試験が実施され、約350人が受検した[8][9]。
参考文献
- ^ a b “一般社団法人“日本アニメフィルム文化連盟（NAFCA）”が設立。アニメーターの低賃金解消などを目的に”. KADOKAWA (2023年5月19日). 2025年3月16日閲覧。
- ^ a b “待遇、環境、技術の継承…アニメ業界に山積する課題解決を目指す社団法人NAFCA設立”. ナタリー (2023年5月19日). 2025年3月16日閲覧。
- ^ “アニメ業界の山積な課題を解決へ 日本アニメフィルム文化連盟が設立 理事にアニメーターや声優ら”. オリコン (2023年5月19日). 2025年3月16日閲覧。
- ^ “TikTok、アニメーターの人材育成を支援 日本アニメフィルム文化連盟に寄付”. KAI-YOU (2024年5月28日). 2025年3月16日閲覧。
- ^ “アニメ業界の半数が月２２５時間超労働 「異常な長さ」でも７割が「今後も働きたい」”. 産業経済新聞 (2024年3月27日). 2025年3月16日閲覧。
- ^ “アニメ制作者、平均で月219時間労働 業界団体調査”. 日本経済新聞 (2024年3月27日). 2025年3月16日閲覧。
- ^ “アニメータースキル検定：「このままでは手描きアニメが消えてしまう」 現場レベルの改革と健全化を目指す”. MANTANWEB (2024年9月1日). 2025年3月16日閲覧。
- ^ “第一回アニメータースキル検定、全国5都市6会場で約350名が受検 次回は来年6月予定”. イード (2024年11月12日). 2025年3月16日閲覧。
- ^ “NAFCA、第一回アニメータースキル検定の終了を発表…全国5都市6会場で約350名が受検、次回は25年6月を予定”. ゲームビズ (2024年11月12日). 2025年3月16日閲覧。
外部リンク
- 日本アニメフィルム文化連盟のページへのリンク
