日本の国蝶
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 21:47 UTC 版)
日本の国蝶は、法律や条例で規定されたものではなく、日本昆虫学会が選んだものである。 国蝶の選出については、1933年ごろより、片山胖、結城次郎、中原和郎、柴谷篤弘、野平安藝雄らが、同好会誌『Zephyrus』で論議していた。オオムラサキは当時から候補種だったが、ミカドアゲハ、ギフチョウ、アゲハチョウといった蝶も俎上に登った。結城(1935)はオオムラサキに対抗してアゲハチョウを推す理由を詳細に記述している。ただしこの時点では決定がなされずに経過した。 1956年にオオムラサキが75円切手の図案に採用されたことを契機として、日本昆虫学会は1957年の総会でオオムラサキを国蝶に選んだ。
※この「日本の国蝶」の解説は、「オオムラサキ」の解説の一部です。
「日本の国蝶」を含む「オオムラサキ」の記事については、「オオムラサキ」の概要を参照ください。
- 日本の国蝶のページへのリンク