新現代音楽協会(ACM-2)
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「現代音楽協会」の記事における「新現代音楽協会(ACM-2)」の解説
ACMは1990年にモスクワで復活した。議長にはエディソン・デニソフが選ばれ、エレーナ・フィルソヴァ、ディミトリー・スミルノフ、ニコライ・コルンドルフが共同設立者となった。その他のメンバーにはアレクサンドル・ヴスティン、ヴラディスラフ・シューチ、ヴャチェスラフ・アルチョーモフなどがいた。ACMは国際現代音楽協会(ISCM)に加盟した。 しかし1991年にソ連が崩壊すると、多くのメンバーが西側に移住するようになり、1996年にはデニソフが死去した。その結果ACMは2つに分裂した。1つはロシア作曲家同盟を基盤とする「国際現代音楽協会ロシア支部」(RNS-ISCM)で、モスクワ現代音楽アンサンブルを運営している。もう1つはモスクワ音楽院を基盤とする「モスクワ現代音楽センター」(CCMM)である。CCMMはISCMの準会員組織で、新音楽スタジオを運営している。
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