文学「吉備津の釜」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/10 02:46 UTC 版)
上田秋成は『雨月物語』で吉備津の釜という物語を書いている。 吉備の豪農の放蕩息子正太郎が神主の娘磯良(いそら)との婚儀の吉凶を占う時、釜が全く鳴らなかった。結局、不誠実な正太郎を恨んで亡霊となった磯良に、正太郎はとり殺されるとの物語であるが、鳴釜神事が効果的に使われている。磯良の名は阿曇磯良を彷彿とさせるが、上田秋成が何故この名を使用したかは不明。
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