擬似デバイス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 05:18 UTC 版)
UNIX・Unix系OSでは、実際の周辺機器とは対応しないデバイスノードもある。そのようなデバイスノードを「擬似デバイス(英: pseudo-device)」と呼ぶ。これらはOSが制御する各種機能を提供する。以下に、よくある擬似デバイスを列挙する。 /dev/null あらゆる入力を受け付け、それを捨てる。出力はしない。ビットバケツの一種。 /dev/zero ASCIIのNUL文字(値がゼロ)の列を生成する。 /dev/random 可変長の擬似乱数文字列を生成する(ブロックする)。 /dev/urandom 可変長の擬似乱数文字列を生成する(ブロックしない)。
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