指定管理施設の運営
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/07 04:51 UTC 版)
地方自治体の指定管理施設が増えるにつれ、観光協会が指定管理者となっている観光案内所や博物館などが増えた。観光協会にとっては、財源確保のための収益事業の一環でもあるが、観光拠点や観光資源を直接運営することで活性化を図るという公益事業でもある。しかし、指定管理制度そのものが、地方自治体が直営するよりも経費を削減させることが目的で、提示される指定管理料では収益をあげることは難しく、観光協会の負担が大きくなる恐れがある。そもそも、観光案内所はもともと収益があがらない運営体制であるし、博物館は健全な運営のためには観光協会が新たに学芸員を雇用する必要性があるなど、財政的な負担が大きい。
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