技術的概観
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/27 06:43 UTC 版)
ドライバモデルツリーに追加された個々のオブジェクト(ドライバ、クラスドライバを含むデバイス)に対して、sysfs内にディレクトリが作られる。親と子の関係は(物理的な配置を反映して)/sys/devices/の下のサブディレクトリに反映される。サブディレクトリ/sys/bus/はシンボリックリンクが置かれており、どのようにデバイスが異なるバスに所属しているのかを反映している。/sys/block/がブロックデバイスを含む一方で、/sys/class/はネットワークのようなクラスによって分類されたデバイスを表している。 デバイスドライバやデバイスに対して、属性を作ることができる。これらは単純なファイルである。(重いパース処理が必要なprocfs内の一部のファイルとは異なり)それらは単一の値のみを含んだり単一の値を設定したりできるようにすべきであるということになっている。これらのファイルはデバイス個別のデバイスドライバのサブディレクトリに表れる。属性グループを使うことで、属性で満たされたサブディレクトリも作成できる。
※この「技術的概観」の解説は、「sysfs」の解説の一部です。
「技術的概観」を含む「sysfs」の記事については、「sysfs」の概要を参照ください。
- 技術的概観のページへのリンク