手術内容
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 10:20 UTC 版)
全身麻酔をかけ、X線透視下で針を刺して椎体までの経路を2カ所作り、バルーンのついた器具を挿入。そしてバルーンを膨らませ、つぶれた椎体をできるだけ元の状態に戻してバルーンを抜き取る。すると椎体に空洞ができるので、そこに骨セメントを圧をかけずに、置くように充填して手術終了となる。椎体に入れた骨セメントは20分ほどで固まり、背中の傷口は5ミリほどの刺し傷が2カ所だけなので、術後、麻酔から覚める2~3時間後にはコルセットを着けての離床が可能となる。入院日数は平均1週間程度。
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