手形要件を欠く場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/10/20 08:07 UTC 版)
手形要件を欠く場合は、原則として無効な手形となる(手形法2条1項、76条1項)。しかし、満期の記載を欠く場合は一覧払のものとみなされる(手形法2条2項、76条2項)。また、振出地の記載がない場合も、振出人に付記した地を振出地とみなされる(手形法2条4項、76条4項)。 なお、手形要件の全部または一部を欠く未完成手形であっても、記載していない手形要件(白地部分)の補充権を同時に付与して交付されたものは、商慣習法上、白地手形として有効に流通することが認められている。 (window.RLQ=window.RLQ||[]).push(function(){mw.log.warn("Gadget \"ReferenceTooltips\" styles loaded twice. Migrate to type=general. See \u003Chttps://phabricator.wikimedia.org/T42284\u003E.");});
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