慣性主軸と主慣性モーメント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/31 20:53 UTC 版)
「慣性モーメント」の記事における「慣性主軸と主慣性モーメント」の解説
慣性テンソル行列は実対称行列なので、適当な直交座標系 { e1, e2, e3 } を選ぶことで対角化(すなわち Ixy = Iyz = Izx = 0 と)することができ、そのときの座標軸を慣性主軸、慣性モーメント { I1, I2, I3 } を主慣性モーメントと呼ぶ。慣性主軸座標系では角運動量は ( L 1 L 2 L 3 ) = ( I 1 0 0 0 I 2 0 0 0 I 3 ) ( ω 1 ω 2 ω 3 ) {\displaystyle {\begin{pmatrix}L_{1}\\L_{2}\\L_{3}\end{pmatrix}}={\begin{pmatrix}I_{1}&0&0\\0&I_{2}&0\\0&0&I_{3}\end{pmatrix}}{\begin{pmatrix}\omega _{1}\\\omega _{2}\\\omega _{3}\end{pmatrix}}} と単純に表すことができる。
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