あくまのかべ【悪魔の壁】
悪魔の壁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/24 08:57 UTC 版)
『悪魔の壁』(あくまのかべ、チェコ語: Čertova stěna)は、ベドルジハ・スメタナにより作曲された3幕のチェコ語オペラ。リブレットの作者は、『口づけ』、『秘密』から引き続き、3度目の共作となるエリシュカ・クラースノホルスカーである。スメタナが完成させた最後のオペラでもある[1]。この作品の構想におけるサブテキストは、切り立った岩壁にまつわるチェコの伝説である。その岩壁は、ヴィシュシー・ブロト近くの古い修道院の傍にあり、ヴルタヴァ川を見下ろしている。その場所で悪魔は、ヴルタヴァ川を堰き止め水位を上昇、川を氾濫させて、修道院の建設を中断させたと伝わる。
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- ^ ただし、絶筆に『ヴィオラ』がある。
- ^ Fifield, Christopher, "Smetana and The Devil's Wall" (February 1987). The Musical Times, 128 (1728): pp. 78-80.
- ^ Dean, Winton, "Music in London: Opera - The Devil's Wall (April 1987). The Musical Times, 128 (1730): , pp. 217-221.
- ^ The Devil's Wall performance history at amadeusonline.net
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