恵比寿半蔵とは? わかりやすく解説

恵比寿半蔵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/09 09:11 UTC 版)

恵比寿 半蔵(えびす はんぞう)は、日本ノンフィクション作家である。

東京都出身。生年月日は非公開。早稲田大学第一文学部卒業。

人物

出版社広告代理店などの仕事を経る。大手就職支援企業(就職情報会社)勤務の経験を活かし、就職ジャーナリスト、就職アドバイザーとしても活動。

また企業が採用戦略にもちいる、求人広告採用広告評論家でもある。現在における大学生の就活就職活動(企業側からすれば採用活動)の在り方に、疑問を投げかけている。

自身の海外体験から、海外生活コンサルタントとしても活動し、関連本の編集業務に携わる。

ブラック企業関連の活動

  • ペンネーム恵比須半蔵で、『就職先はブラック企業―20人のサラリーマン残酷物語』ほかを著す。
  • 夕刊フジ』に『こんなはずじゃ…』を連載。
  • ZAKZAK』に『“ブラック企業”従業員の告白』」を掲載。
  • 光文社発行の写真週刊誌『FLASH』の「ブラック企業特集」の監修を務める。
  • 読売テレビ日本テレビ系列)の情報番組『情報ライブ ミヤネ屋』で、「ブラック企業特集」の監修を務める。
  • J-WAVEの番組「Jam the WORLD」に出演し、「ブラック会社特集」の監修を務める。
  • 扶桑社の『週刊SPA!』連載のブラック企業コミック『B定職~あんまりな仕事~』の原作を務める。
  • インターFMの番組「神宮前センタービル」に出演し、採用や雇用につけ込む「新しいタイプのブラック企業」の啓発活動を行う。
  • 就職情報会社ブラック企業から請負い、採用ウェブサイトや入社案内などの採用広告を意図的にイメージ補正して制作しており、その事実を知らずに採用広告をみた学生が騙され、就活に失敗するケースを指摘している。また、就職情報会社が一般的知られていない理由のひとつとして、就活マーケットを熟知し就活本を書いている就活評論家すらも、就職情報会社と仕事上のつきあり公表すると差し障りがあるため、その存在を口にしないためではないかと推察している[1]

主な著作

  • 『就職先はブラック企業―20人のサラリーマン残酷物語』 彩図社 2008年 ISBN 978-4883926718
  • 『ブラック企業の真実』 彩図社 2009年 ISBN 978-4883926817
  • 『就職先はブラック企業』 彩図社 2012年 ISBN 978-4883928477
  • 『うちの会社ブラック企業ですかね?』 彩図社 2012年 ISBN 978-4883928699
  • 『あらゆる就職情報は操作されている ~ブラック企業が仕掛ける就活のワナ~』 扶桑社 2012年 ISBN 978-4594067168

脚注

  1. ^ 『あらゆる就職情報は操作されている ~ブラック企業が仕掛ける就活のワナ~』株式会社 扶桑社、2012年




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