心肺停止後症候群
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 09:53 UTC 版)
心肺停止後に自己心拍が再開したあと全脳虚血をふくむ虚血・再灌流障害を主体とする様々な病態を心停止後症候群(post cardiac arrest syndrome、PCAS)といい、低酸素脳症もこの概念に含まれることがある。院外心停止例の多くの原因は冠動脈疾患が多く、早期の冠動脈造影とインターベンションが重要と考えられている。かつては低体温療法が予後改善に寄与するという報告があったが、神経学的予後を改善させないという報告もある。
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