御神幸武器行列とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 御神幸武器行列の意味・解説 

御神幸武器行列

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/17 09:41 UTC 版)

Jump to navigation Jump to search

御神幸武器行列(ごしんこうぶきぎょうれつ)とは、岡山県新見市新見で毎年10月15日に行われる船川八幡宮秋季大祭で行われる行事[1]。「土下座まつり」と呼ばれることもある。

概要

  • 日時:毎年10月15日
    • 午後1時30分行列出発
  • 主催:御神幸武器行列保存会
  • 行列の経路[2]
    • 往路:鳥居前→八幡通り→下町→中町→本町→戎町→新町→明治町→御旅所
    • 復路:御旅所→お茶屋町→明治町→新町→袋町(現有楽町)→戎町→本町→松原通り→本丁→風木→中之町→還御
  • 1974年昭和49年)9月9日:新見市指定重要無形民俗文化財 指定[1]

構成

御神幸武器行列は3部で構成されている

武器行列

  • 御神幸(神輿)の先達として武器行列がおこなわれる。
  • 行列52名、郷士監察12名、総員64名で構成される。郷士の子孫が代々つとめる。
武器行列順序[3]
  • 御先払い(おんさきばらい)4名 横2列縦2列
    • 「下ーん下ーん」と下知の声をする。
  • 御旗持夫(おんはたもちふ)4名 横2列縦2列
  • 御旗宰領(おんはたさいりょう)2名横2列
  • 御白熊(おんはぐま)4名 横2列縦2列
  • 御具足宰領(おんぐそくさいりょう) 2名 横2列
  • 御具足夫持夫(おんぐそくもちふ)2名 縦2列
  • 御長刀宰領(おんなぎなたさいりょう)2名 横2列
  • 御長刀 1名
  • 御馬印 1名
  • 御馬宰領 1名
  • 御馬 馬
  • 御馬口付 1名
  • 御靴篭 1名
  • 御鉄砲小頭 1名
  • 御鉄砲 5名 縦5列
  • 御恕俵 1名
  • 御弓小頭 1名
  • 御弓 5名 縦5列
  • 御長柄小頭 1名
  • 御長柄 5名 縦5列
  • 御対道具 4名 横2列縦2列
  • 御輿宰領 2名 横2列
  • 郷士監察が行列の左右に6名ずつ並ぶ

御神幸

武器行列の後、神輿が担がれる

余興(子供大名行列他)

余興として現在は、子ども神輿、子ども大名行列、新見公立大学の学生によるお囃子の行列がおこなわれる

アクセス

脚注

  1. ^ a b 『新見市の文化財』、43頁。
  2. ^ 『新見市史』 新見市、1991年、517頁。
  3. ^ 「伝統300年御神幸武器行列 新見大名行列」 編集 新見大名行列保存会 平成9年 p4 

参考文献

  • 『新見市の文化財』新見市教育委員会、2002年3月。
  • 『新見市史』新見市、1991年3月。
  • 『伝統300年御神幸武器行列 新見大名行列』新見大名行列保存会、1997年。

関連項目

外部リンク


御神幸武器行列

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/18 10:00 UTC 版)

新見御殿町」の記事における「御神幸武器行列」の解説

毎年10月15日開催される300年上続伝統行事拝観者は下座して見学することから「土下座まつり」とも言う。行列総勢64からなり新見船川八幡宮出発ししたーんしたーん(下に、下に)」と発声しながら新見御殿町通り抜ける

※この「御神幸武器行列」の解説は、「新見御殿町」の解説の一部です。
「御神幸武器行列」を含む「新見御殿町」の記事については、「新見御殿町」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「御神幸武器行列」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「御神幸武器行列」の関連用語

御神幸武器行列のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



御神幸武器行列のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの御神幸武器行列 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの新見御殿町 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS