形状区分
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/25 05:17 UTC 版)
瓦には、古来よりの伝統的なものもあれば、甍の波に代表されるデザイン、またフラットな板状など、異型のものも作られてきている。現在でも、JIS規格外のもの、国内で発明されたものから外来のものまで様々なものがある。以下は、JIS規格の形状区分や、その他の形状について記す。 JIS規格の形状区分上ではJ形(和形)、S形、F形(平板瓦を含む洋形)がある。 それ以外の形状では、寺社に多い本葺形やスパニッシュ形(西欧風本葺形)などがある。 近年の住宅の洋風化に伴い、新築住宅に使われる瓦の形状はF形が増えており、伝統的なJ形は減っている。 瓦の形状だけで建物の外観が和風や洋風になるわけではないが、多くが、外観に合うように使い分けられている。
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