当麻桜井
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 19:19 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動当麻 桜井(たいま の さくらい)は、飛鳥時代から奈良時代にかけての貴族。官位は従四位下・武蔵守。
経歴
持統天皇3年(689年)刑部省に判事が置かれると、藤原不比等らと共にこれに任ぜられる(この時の冠位は務大肆)。大宝元年(701年)大宝令における位階制度の制定を通じて、従五位上に叙せられる。
その後、慶雲2年(705年)伊勢守、和銅元年(708年)武蔵守と、文武・元明朝にかけて地方官を歴任した。
和銅8年(715年)正月に従四位下に叙せられるが、同年2月14日卒去。
官歴
『六国史』による。
- 時期不詳:務大肆
- 持統天皇3年(689年) 2月26日:判事
- 時期不詳:従五位上
- 慶雲2年(705年) 9月20日:伊勢守
- 時期不詳:正五位下
- 和銅元年(708年) 3月13日:武蔵守
- 和銅8年(715年) 正月10日:従四位下。2月14日:卒去
脚注
参考文献
- 当麻桜井のページへのリンク