弦楽四重奏曲第1番 (ヤナーチェク)とは? わかりやすく解説

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弦楽四重奏曲第1番 (ヤナーチェク)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/30 17:08 UTC 版)

弦楽四重奏曲 第1番ホ短調クロイツェル・ソナタ』は、レオシュ・ヤナーチェク1923年10月30日から11月7日にかけて作曲した弦楽四重奏曲1924年10月17日プラハで初演された。

『クロイツェル・ソナタ』という副題は、レフ・トルストイ同名の小説に触発されたことを暗示しており、ベートーヴェンの『ヴァイオリンソナタ第9番』とは直接的な関連性はない(ただし第3楽章に、ベートーヴェン作品から楽句が引用されている)。かつてヤナーチェクは、この小説に霊感を得て弦楽三重奏曲(1904年)とピアノ三重奏曲(1908年 - 1909年)の2つの出発点としたが、その2曲は現在散逸している。

この弦楽四重奏曲は以下の4つの楽章からなるが、全曲を通して演奏してもおおよそ15分程度の長さしかない。またそれぞれの楽章は、順を追って物語を展開どおりに音楽化している。つまり、主人公が妻の不倫を知って苦悩する場面から開始楽章が始まり、終楽章で妻の殺害に至るのである。

  1. Adagio
  2. Con moto
  3. Con moto – vivo – andante
  4. Con moto (adagio) – più mosso

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