弟とロシア皇女の結婚をめぐって
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 03:30 UTC 版)
「エドワード7世 (イギリス王)」の記事における「弟とロシア皇女の結婚をめぐって」の解説
1874年1月には長弟エディンバラ公アルフレッドがロシア皇帝アレクサンドル2世の娘マリアと結婚することになった。結婚式はロシアでロシア正教に則って行われることになったが、ヴィクトリア女王はこれに不満であった。しかしバーティはその結婚式への出席を希望し、女王の説得にあたった。 アレクサンドル2世はこれを機にバーティにロシア陸軍「名誉連隊長」の称号を贈りたいとイギリス側に打診したが、女王もグラッドストン首相も慎重だった。結局バーティは結婚式には出席するが、名誉連隊長は辞退することになった。1874年1月にサンクト・ペテルブルクに到着したバーティと次弟アーサーは、そこでロシア皇帝以下全ロシア皇族そろっての出迎えを受け、ロシア皇室との親交に尽力した。
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