建国記念の日・奉祝記念行事
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建国記念の日・奉祝記念行事(けんこくきねんのひ・ほうしゅくきねんぎょうじ)は、毎年2月11日の建国記念の日に東京都渋谷区・港区で開催されている日本建国を祝う奉祝記念行事。通名「建国祭」の名でも知られる。
概要
建国記念の日に東京都渋谷区・港区の明治神宮及び表参道周辺で奉祝記念行事として奉祝パレード・奉祝中央式典が実施されている。初代神武天皇の肇国の古(いにしえ)に思いを馳せ、建国の理想を旨にした記念行事。主催は神社本庁も参画する日本の建国を祝う会。
毎年総勢8千名程の参加者に参列者などを合わせて盛大に執り行われており、幅広い世代が携わる日本国を祝う行事として「建国祭」の愛称でも知られている。小学生による手古舞や子供みこし、大学生によるマーチング、大人の神輿や囃子など多くの参加者や祭礼団体をはじめ、国会議員や駐日大使の参列や祝辞もある[1][2]。
奉祝中央式典
式典の会場は明治神宮内にある明治神宮会館。各式典や記念講演などが実施されている。過去には渋谷公会堂などでも開催された年がある。
奉祝パレード
表参道(青山交差点付近)、代々木公園通りからパレードが始まり、明治神宮第一鳥居から社殿前に掛けて盛大に繰り広げられる。
皇紀二六八五年 令和七年度の構成、演目は以下のとおり
- 先導陣
- 大麻司(神職)
- 建国幟(萬歳會)
- 奉祝幟(令和神輿連)
- 手古舞
吹奏楽表彰式
パレードは首都圏の大学生などによる吹奏楽団、マーチング隊を中心に園児、小・中・高校生、社会人などによる鼓笛隊やカラーガード、チアリーディングなど毎年賑やかに開催されている。平成16年からは首都圏の大学の吹奏楽(マーチング)を対象にした「建国記念の日・奉祝パレードコンテスト」を毎年実施。表参道の一定区間の演技が審査対象となっており、明治神宮会館で開催される奉祝中央式典にて受賞校が表彰され、優秀校の演目が式典会場のステージ上にて披露される。
この奉祝パレードには表参道周辺の商店街連盟やNPO法人全日本鼓笛バンド・フォームバトン連盟、東京都大学吹奏楽連盟なども協力している。
関連項目
脚注
外部リンク
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