床屋の第四の兄エル・クーズの物語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 10:08 UTC 版)
「千夜一夜物語のあらすじ」の記事における「床屋の第四の兄エル・クーズの物語」の解説
この兄は肉屋をいとなんでいたが、ピカピカの銀貨で買物にくる常連の老人がいた。兄はこの銀貨を特別に貯めていたが、あるときそれを見るとすべて丸い白紙に変わっている。老人を問い詰めると、魔法に通じていたその男は、店にある羊肉を人肉にみせて告発する。兄は片目をえぐられ、全財産を没収されて追放されてしまった。次にたどり着いた町で兄は靴直しをはじめるが、その地の王は眇(すがめ)がなにより嫌いで、見かけるとかならず殺すという。そこも逃げだすが、また次の町で兄は泥棒にまちがわれさんざんなめにあった。わたしは兄を助け、以後これを庇護しているのだ。
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