幻住庵とは? わかりやすく解説

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げんじゅう‐あん〔ゲンヂユウ‐〕【幻住庵】


幻住庵

読み方:ゲンジュウアン(genjuuan)

宗派 臨済宗妙心寺派

所在 福岡県福岡市博多区

寺院名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

幻住庵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/03 04:22 UTC 版)

幻住庵
所在地 滋賀県大津市国分2丁目5
位置 北緯34度57分55.88秒 東経135度53分23.48秒 / 北緯34.9655222度 東経135.8898556度 / 34.9655222; 135.8898556座標: 北緯34度57分55.88秒 東経135度53分23.48秒 / 北緯34.9655222度 東経135.8898556度 / 34.9655222; 135.8898556
正式名 幻住庵
別称 幻住庵跡
公式サイト 幻住庵(大津市)
幻住庵
幻住庵 (滋賀県)
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幻住庵(げんじゅうあん)は、滋賀県大津市にある松尾芭蕉の小庵。

概要

奥の細道」の旅を終えた翌年の元禄3年(1690年)3月頃から、膳所の義仲寺無名庵に滞在していた芭蕉が、門人の菅沼曲水の奨めで同年4月6日から7月23日の約4カ月間隠棲した小庵。ここで「奥の細道」に次いで著名で、「石山の奥、岩間のうしろに山あり、国分山といふ」の書き出しで知られる「幻住庵記」を著した。

元は曲水の伯父幻住老人(菅沼定知)の別荘で、没後放置されていたのを手直しして提供したものであり、近津尾神社の境内にある。「幻住庵」の名前の由来も幻住老人の名に由来する[1]。芭蕉は当時の印象を「いとど神さび」と表現したが、その趣は21世紀の今も変わらず残っている。現在の建物は1991年平成3年)9月に芭蕉没後300年記念事業「ふるさと吟遊芭蕉の里」の一環で復元したものであり、敷地内には幻住庵記に「たまたま心なる時は谷の清水を汲みてみづから炊ぐ」との記述があるように、芭蕉が自炊していた痕跡 ”とくとくの清水”が今も木立の中、水を湧き出している[1]

当時の芭蕉の句

  • ”先づ頼む 椎の木も有り 夏木立”

拝観案内

  • 拝観時間:9時30分 - 16時30分
  • 定休日:月曜(祝日の場合は翌日)・木曜と年末年始(12月29日 - 翌年1月3日
  • 拝観料:無料
  • 駐車場:普通車10台、大型車3台[1]

アクセス

公共交通機関
自動車

備考

  • 現在の幻住庵は「ふるさと吟遊芭蕉の里事業」により、1991年(平成3年)9月に建て替えられたものである[2]

近隣史跡

脚注

  1. ^ a b c d 幻住庵”. 滋賀・びわ湖観光情報. びわこビジターズビューロー. 2023年3月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月3日閲覧。
  2. ^ a b 大津市産業観光部観光振興課. “幻住庵/大津市”. 大津市. 2022年8月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月3日閲覧。

関連項目

外部リンク




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