幸福 (1965年の映画)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/28 13:37 UTC 版)
| 幸福 | |
|---|---|
| Le Bonheur | |
| |
|
| 監督 | アニエス・ヴァルダ |
| 脚本 | アニエス・ヴァルダ |
| 製作 | マグ・ボダール |
| 音楽 | ジャン=ミシェル・ドゥファイ |
| 撮影 | クロード・ボーソレイユ ジャン・ラビエ |
| 編集 | ジャニーヌ・ヴェルノー |
| 配給 | |
| 公開 | |
| 上映時間 | 79分 |
| 製作国 | |
| 言語 | フランス語 |
『幸福』(しあわせ、仏語: Le Bonheur)は、アニエス・ヴァルダ監督による1965年公開のフランス映画である。ヌーヴェルヴァーグと関連づけられ、第15回ベルリン国際映画祭で銀熊賞を含む二つの賞を獲得した。
ストーリー
叔父とともに建具屋として働く若くてハンサムなフランソワは、婦人服の仕立てをしているかわいい妻テレーズと結婚して、快活な二人の子供ピエロとジズーとともに快適で幸せな日々を送っている。家族は郊外の森に出かけることを楽しんでいる。あり余る幸せを感じ、妻と子供たちをこの上なく愛しているにもかかわらず、フランソワは郵便局で働く魅力的な独身の女性エミリーを好きになる。エミリーは一人暮らしで、テレーズととても良く似ている。フランソワはエミリーに対して妻と子供たちへの愛と幸せな生活を隠さず、エミリーはフランソワが部屋に来ることを受け入れる。
森にピクニックに来たある週末、テレーズは最近特に幸せそうに見えるのはなぜかをフランソワに尋ねる。フランソワは、今のテレーズと子供たちとの幸せは決して変わることは無いが、エミリーと見つけた新たな幸せがさらに増えたことを説明する。子供たちを木の下で寝かせた後、テレーズはフランソワに彼女を愛することを迫る。フランソワは行為のあと眠りに落ち、目が覚めるとテレーズがいなくなっていることに気づく。必死に探した後、フランソワは釣り人が湖から引き揚げたテレーズの亡骸と対面する。
親戚に子供たちの面倒を見てもらうために少し郊外で過ごした後、フランソワは仕事に戻りエミリーに会いに行く。すぐにエミリーはフランソワとともに暮らし始め、彼と子供たちの面倒を見るようになる。家族は皆とても幸せで郊外の森に行くことを楽しむ。フランソワは新しい妻と子供たちをこの上なく愛し、もう一度あり余る幸せを見つける。
キャスト
| 役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
|---|---|---|
| TBS版 | ||
| フランソワ | ジャン=クロード・ドルオー | 久富惟晴 |
| テレーズ | クレール・ドルオー | 谷育子 |
| エミリー | マリー・フランス・ボワイエ | 高山真樹 |
| ピエロ | オリヴィエ・ドルオー | セリフなし |
| ジズー | サンドリーヌ・ドルオー | 桂玲子 |
| ポール | ポール・ヴェキアリ | 水鳥鉄夫 |
| オデニト | 石森達幸 | |
| マドレーヌ | 秋元千賀子 | |
| ノワレ | 若本紀昭 | |
| ブロン | 塩屋翼 | |
| アデル | 木村令子 | |
| メルシエ夫人 | 沼波輝枝 | |
| イベット | 芝田清子 | |
| 子供(1) | 小山梓 | |
| 子供(2) | 内海敏彦 | |
| アナウンサー | 平林尚三 | |
| 演出 | 斯波重治 | |
| 翻訳 | 榎あきら | |
| 効果 | 南部光庸/大橋勝次 | |
| 調整 | 桑原邦男 | |
| 制作 | オムニバスプロモーション | |
| 解説 | ||
| 初回放送 | 1976年2月14日 『土曜招待席』 14:30-16:00 |
|
受賞
外部リンク
- 幸福 - allcinema
- 幸福 - KINENOTE
- Le Bonheur - オールムービー(英語)
- Le Bonheur - IMDb(英語)
「幸福 (1965年の映画)」の例文・使い方・用例・文例
- 富が常に幸福の必要条件であるとは限らない
- 金で幸福は買えない
- 幸福は満足にある
- 我々は皆平和と幸福を望んでいる
- 彼は富イコール幸福だと思っている
- 永久に続く幸福
- 富が必ずしも幸福を保証するものではない
- だれでも幸福を求める
- 彼は表彰式ではまさに幸福そのものでした
- ご幸福とご繁栄をお祈りします
- 幸福の追求
- 幸福感
- 幸福な結婚
- 彼は家族の幸福のために懸命に働いた
- 幸福を祈ります
- 私の誕生日に友人たちが私の幸福と長寿を祈ってくれた
- どうか幸福な新年を迎えられますように
- 家族の幸福のことを考えて、彼女はマネービルを始めた。
- 幸福を祈ります。
- 幸福_(1965年の映画)のページへのリンク
