常楽寺 (福島県会津美里町)とは? わかりやすく解説

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常楽寺 (福島県会津美里町)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/15 00:55 UTC 版)

常楽寺
所在地 福島県大沼郡会津美里町藤家館字領家194
位置 北緯37度26分30.5秒 東経139度50分58.8秒 / 北緯37.441806度 東経139.849667度 / 37.441806; 139.849667座標: 北緯37度26分30.5秒 東経139度50分58.8秒 / 北緯37.441806度 東経139.849667度 / 37.441806; 139.849667
山号 延命山
宗旨 曹洞宗
創建年 建長元年(1249年)
開山 常延
中興年 寛文年間(1661年 - 1673年)
中興 尊益
正式名 延命山 常楽寺
別称 領家観音
札所等 会津三十三観音25番
法人番号 4380005008468
常楽寺
常楽寺 (福島県)
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常楽寺(じょうらくじ)は福島県大沼郡会津美里町にある曹洞宗の寺院[1][2]山号は延命山[3]

歴史

建長元年(1249年)、美濃国からやってきた僧・常延によって建立された[4]永禄年間(1558年 - 1570年)の頃は三十貫の寺領を有するなど勢力のある寺院だったが[4]、やがて衰退して天正年間(1573年 - 1579年)には無住となり、更に安置していた仏像を失って一旦は廃堂になったという[5].。寛文年間(1661年 - 1673年)に尊益によって再興された[5]

十一面観音を安置する観音堂は会津三十三観音の25番札所・領家観音(りょうけかんのん)として信仰を集める[4]。現在の観音堂は天保2年(1831年)に再建されたもの[4]

参考文献

  • 『新編会津風土記』雄山閣、1975年。 
  • 小島一男編 編 『会津三十三観音御詠歌』歴史春秋社、1978年。 
  • 宮崎十三八著 編 『会津の観音巡礼』恒文社、1996年7月30日。ISBN 4-7704-0881-1 
  • 全国霊場大事典 編纂室 編 『全国霊場大事典:全国霊場巡礼・巡拝案内』六月書房、2000年11月1日。 ISBN 4-7952-3343-8 

脚注

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  1. ^ 全国霊場大辞典(2000)、pp.400 - 402
  2. ^ 常楽寺”. 曹洞禅ナビ. 2020年3月15日閲覧。
  3. ^ 会津三十三観音霊場”. 天台宗 会津天王寺 (2017年3月24日). 2020年3月15日閲覧。
  4. ^ a b c d 第二十五番札所 領家観音”. 日本遺産 会津の三十三観音めぐり. 2020年3月15日閲覧。
  5. ^ a b 会津の三十三観音めぐり~巡礼を通して観た往時の会津の文化~”. まいぷれ. 2020年3月15日閲覧。

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