師・李卓吾
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万暦19年(1591年)24歳のとき、兄弟とともに陽明学左派で独自の説を展開していた儒学者の李贄(李卓吾)を訪ね、教えを乞うた。かねてから兄の影響で「性命の学(人生哲学)」に関心のあった中郎は、李卓吾の教えに大いに感銘を受け、師と仰ぎ3ヶ月もの間逗留して教えを受けることとなった。翌年、翌々年もたびたび師を訪れて教えを乞うている。また、弟の中道もたびたび師を訪れた。このため三袁の詩風には、李卓吾の影響が大きく感じられる。
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