工部尚書とは? わかりやすく解説

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工部尚書

読み方:コウブショウショ(koubushousho), コウホウショウショ(kouhoushousho)

古代官職宮内卿木工頭別称


工部 (六部)

(工部尚書 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/12/19 14:19 UTC 版)

工部(こうぶ)は中国古代の役所。六部の一。長官は尚書中国語版工部尚書)で、次官は侍郎工部侍郎)である。

代に工部の下には建設と庶務を担当する工部、開墾を担当する屯田(とんでん)、山川を担当する虞部(ぐぶ)、水利事業を担当する水部(すいぶ)中国語版の4司が設けられ[1]、各曹にはその長として判官である郎中(ろうじゅう)中国語版員外郎(いんがいろう)中国語版とが置かれた[2]

代には冬官に属し、では少府に属した。は少府より水部曹を分設した。水部曹は尚書台に属し、水利事業・水運を担当した。では屯田曹・起部曹を設置し、農墾と水利事業を担当した。隋では前述の諸曹を統合して、工事・屯田・水利・交通を主管する工部を設置し、尚書省の六部の一つとなった。

脚注

  1. ^ 『隋書』百官志下。『旧唐書』職官志2、『新唐書』百官志1。
  2. ^ 『旧唐書』職官志2、『新唐書』百官志1。


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