工具軸傾斜固定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 15:51 UTC 版)
固定5軸、傾斜軸、3D+2などと呼ばれ、位置決め動作のみに5軸同時動作を行い、切削時には2軸同時から3軸同時データを出力する。 加工物の高さによって、側面又は斜め方向からの方が加工し易い場合に使用し、斜め方向の穴あけなどにも使用される。 回転軸の移動を伴わないために、リニアライゼーションによる精度低下が起こらないので、同時5軸制御の工作機でも、あえて傾斜固定を使用する場合もある。
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