崇真寺とは? わかりやすく解説

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崇真寺

読み方:ソウシンジ(soushinji)

宗派 真言宗智山派

所在 栃木県芳賀郡芳賀町

本尊 大日如来不動明王

寺院名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

崇真寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/17 04:24 UTC 版)

崇真寺
所在地 栃木県芳賀郡芳賀町稲毛田1400
山号 稲毛田山
院号 金剛王院
宗派 真言宗智山派
本尊 大日如来
創建年 神亀5年(728年
開山 妙尊
札所等 北関東三十六不動尊霊場第20番
文化財 絹本著色白衣観音像、木造大日如来坐像(以上、栃木県指定有形文化財)
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崇真寺(そうしんじ)は、栃木県芳賀郡芳賀町にある真言宗智山派寺院。「下野三金剛」の内の一つである(当寺・金剛寿院・金剛定寺)。

歴史

728年神亀5年)、妙尊によって開山された。この年、吉星が現われ、四つに割れて各地に落ちた。そのうちの一つが当地に落ちた。天文博士は「これは吉兆だから、落ちた四か所にそれぞれ寺を建てるべき。」と答えた。そのため当地に寺を創建することになった[1][2]

不動堂にある不動明王像は、807年大同2年)に弘法大師空海が一夜のうちに彫ったものといわれている。この不動明王は、寺の供物を盗んだを切り捨てて、疑われた小僧の潔白を晴らしたことから、「開運犬切不動明王」と呼ばれるようになった[2]

初代住職妙尊以降10世までは皇族出身の僧侶といわれている。そのためには菊の御紋が施されている。江戸時代は20寺領と10万石の格式が与えられた[1]

文化財

  • 絹本著色白衣観音像(栃木県指定有形文化財 昭和46年6月25日指定)[3]
  • 木造大日如来坐像(栃木県指定有形文化財 昭和46年6月25日指定)[4]

交通アクセス

脚注

  1. ^ a b 20番札所:崇真寺(通称:開運犬切り不動尊)北関東三十六不動尊霊場会
  2. ^ a b 栃木県歴史散歩編集委員会 編『栃木県の歴史散歩(歴史散歩9)』山川出版社、2007年、310-311p
  3. ^ 絹本著色白衣観音像栃木県
  4. ^ 木造大日如来坐像栃木県

参考文献

  • 栃木県歴史散歩編集委員会 編『栃木県の歴史散歩(歴史散歩9)』山川出版社、2007年


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