島崎雪子とは? わかりやすく解説

島崎雪子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/27 07:59 UTC 版)

しまざき ゆきこ
島崎 雪子
『世界芸能画報』1953年10月号
本名 土屋 とし子
生年月日 (1931-02-25) 1931年2月25日
没年月日 2014年
出生地 日本東京都
職業 女優歌手
ジャンル 映画テレビドラマ舞台
活動期間 1949年 - 1967年1981年
配偶者 神代辰巳(映画監督)
(1955年~1967年)
主な作品
映画
めし』(1951年 成瀬巳喜男
若い人』(1952年 市川崑
七人の侍』(1954年 黒澤明
暗黒街の弾痕』1961.1.3 岡本喜八
顔役暁に死す』(1961年 岡本喜八
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島崎 雪子(しまざき ゆきこ、1931年2月25日 - 2014年)は、日本の元女優シャンソン歌手。本名:土屋 とし子(つちや としこ)。元夫は映画監督神代辰巳東京都出身。大田原高等女学校(現・栃木県立大田原女子高等学校)卒業。

経歴

『アサヒグラフ』 1952年8月27日号

終戦後、バーの女給などをしながら役者を志し、中央演劇学校で学び、1949年俳優座養成所の2期生になった。1950年に新東宝映画のフレッシュガールに応募。藤本真澄の目に適い『山のかなたに』でデビューした。芸名は、石坂洋次郎が『青い山脈』のヒロインの名から採ったもの。二作目の『夜の緋牡丹』の製作では、主役の座をめぐり脚本の八田尚之に直談判後、一時行方不明となった。結果的に主役の座を争っていた女優が降板したため、『夜の緋牡丹』では主役を得ている[1]

1951年東宝に入社。映画『めし』『若い人』『七人の侍』などに出演し活躍。東映や日活、新東宝の映画にも多数出演している。

1955年に当時は日活の助監督であった神代辰巳と結婚。

1959年からはシャンソン歌手としても活動を始め、同年の「第10回NHK紅白歌合戦」に歌手として初出場した(詳細は下記参照)[2]。この回の紅組の初出場は他にザ・ピーナッツらがいる。

1963年、銀座にシャンソニエ「エポック」を開店し、後に高級クラブへと形態を変えながらも約20余年経営する。1967年に神代辰巳と離婚(後年、別の男性と再婚)したのを機に芸能界から退いた。

1981年、舞台『プラトーノフ』で紀伊國屋ホールに出演し、芸能界へ一時復帰を果たした。

2014年死去[3]

主な出演

映画

もぐら横丁』(1953年)
人生劇場 第二部 残侠風雲篇』(1953年)

テレビドラマ

舞台

  • コマ爆笑ミュージカル(1960年10月、新宿コマ劇場
    • 秋のパレード 
    • マゲモノ・ミュージカル 灰神楽道中 - 雪絵
  • 西郷輝彦特別公演「心をこめてあなたに」「俺は挑戦する」
  • プラトーノフ

NHK紅白歌合戦出場歴(歌手として)

年度/放送回 曲目 対戦相手
1959年(昭和34年)/第10回 バンビーノ 山田真二

脚注

  1. ^ 「島崎雪子、姿を消す 五日前に外出したまま」『朝日新聞』昭和25年9月24日
  2. ^ “最前線記者覆面座談会 男優より女優の方がいまは幸せ? かつてのスクリーンのアイドル 原節子、折原啓子らどこでどうしている…”. 内外タイムス (内外タイムス社): p. 10. (1975年1月31日) 
  3. ^ 『映画監督 神代辰巳』(国書刊行会・2019年10月刊行)P681-685 神代律インタビュー「父、神代辰巳」
  4. ^ 『紅白歌合戦アルバム NHK20回放送のあゆみ』(デイリースポーツ社、1970年)

外部リンク


島崎雪子

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青い山脈」の記事における「島崎雪子」の解説

私立海光女学校の若い英語教師新子クラス担任

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