岡田尚之
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おかだ なおゆき
岡田 尚之
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| 生誕 | 1978年2月19日(46歳) |
| 出身校 | 東京芸術大学 |
| 職業 | オペラ歌手 |
| 配偶者 | あり[1] |
岡田 尚之(おかだ なおゆき、1978年2月19日 - )は、日本のテノール、オペラ歌手である。愛知県豊橋市 在住。[1]
略歴
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業、同大学院音楽研究科声楽専攻修了。 その後は、新国立劇場オペラ研修所第6期生として、3年間研修。 2008年に、プッチーニ作曲のオペラ『蝶々夫人』のピンカートン役でプロデビュー。 2011年に、イタリアジェノヴァのカルロ・フェリーチェ劇場に、モーツァルト作曲『魔笛』の僧侶役および武士役で国際デビュー。 その後、カルロ・フェリーチェ劇場にはほぼ毎シーズン登場しており、初めは脇役を演じていたが、ジョルダーノ作曲『フェドーラ』のローリス・イパノフ役で、公開リハーサルの際に代役を務め注目され、ヴェルディ作曲『シモン・ボッカネグラ』のガブリエーレ・アドルノ役、『ドン・カルロ』のタイトルロールを演じた。
受賞歴
- 2007年 第14回ジュゼッペ・ディ・ステーファノ国際声楽コンクール特別審査員賞
- 2010年 第21回五島記念文化賞オペラ新人賞
レパートリー
| 役名 | 作品名 | 作曲家 |
|---|---|---|
| ロドルフォ | ラ・ボエーム | プッチーニ |
| マリオ・カヴァラドッシ | トスカ | プッチーニ |
| ピンカートン | 蝶々夫人 | プッチーニ |
| ルイージ | 外套 | プッチーニ |
| リヌッチョ | ジャンニ・スキッキ | プッチーニ |
| カラフ | トゥーランドット | プッチーニ |
| アルフレード・ジェルモン | 椿姫 | ヴェルディ |
| ドン・カルロ | ドン・カルロ | ヴェルディ |
| ガブリエーレ・アドルノ | シモン・ボッカネグラ | ヴェルディ |
| カッシオ/ロデリーゴ | オテロ | ヴェルディ |
| ドン・オッターヴィオ | ドン・ジョヴァンニ | モーツァルト |
| フェランド | コジ・ファン・トゥッテ | モーツァルト |
| 僧侶/武士 | 魔笛 | モーツァルト |
| トゥリッドゥ | カヴァレリア・ルスティカーナ | マスカーニ |
| マウリーツィオ | アドリアーナ・ルクヴルール | チレア |
| アンドレア・シェニエ | アンドレア・シェニエ | ジョルダーノ |
| ローリス・イパノフ | フェドーラ | ジョルダーノ |
| テレーマコ | ウリッセの帰還 | モンテヴェルディ |
| ヴァルター | タンホイザー | ワーグナー |
| アルフレート/ブリント博士 | こうもり | ヨハン・シュトラウス |
| 第3のユダヤ人 | サロメ | リヒャルト・シュトラウス |
| ガストン | 死の都 | コルンゴルト |
| メイントップ | ビリー・バッド | ブリテン |
| シーピオ・プレムーダ | 小さなイレーネはどうなったのか? | ベッタ |
テレビ出演
- テレビドラマ『蝶々さん〜最後の武士の娘〜』(2011年11月19日(前編)、2011年11月26日(後編)、NHK総合テレビ「土曜ドラマスペシャル) ピンカートン役
ディスコグラフィー
- CD
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- CARUSO (ディスククラシカ DCJA-21034) 価格 3,024円(税込)
- DVD
- ブルーレイ
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- 蝶々さん 〜最後の武士の娘〜 全2枚セット(2012年5月21日、東映/東映ビデオ)
脚注
出典
- ^ a b “豊橋を拠点に世界の舞台へ”. 東日新聞. 2017年3月3日閲覧。
外部リンク
- http://naoyukiokadatenor.com/ 岡田尚之オフィシャルサイト
- 岡田尚之のページへのリンク