岡本綺堂の青蛙神
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/08 17:44 UTC 版)
綺堂は『青蛙堂鬼談』において、懇意にしていた小石川の文芸サロン「青蛙堂」主人から聞いた話として、「夏から秋に変わる頃杭州に現れるという金華将軍と呼ばれる三本足の青蛙(せいあ、霊力のあるガマガエルのこと)があり、これを酒とともに祀り、蛙の皮膚の色が青から黄、さらに赤に変色したら、盆に載せて湧金門外の金華太候の廟内にもっていくと蛙は姿を消し、その家には数日内にかならず獲るものがある」という伝説が阮葵生の『茶余客話』に登場するとし、青蛙堂主催の怪談会で披露された青蛙神にまつわる中国の怪談話(明の武人・張訓が祟られた話)を紹介している。
※この「岡本綺堂の青蛙神」の解説は、「青蛙神」の解説の一部です。
「岡本綺堂の青蛙神」を含む「青蛙神」の記事については、「青蛙神」の概要を参照ください。
- 岡本綺堂の青蛙神のページへのリンク