山田穣_(サックス奏者)とは? わかりやすく解説

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山田穣 (サックス奏者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/27 06:23 UTC 版)

山田 穣(やまだ じょう、1968年10月27日 - )は、日本のジャズアルトサックスソプラノサックス奏者。愛称は「ヤマジョー」[1]。演奏のスタイルはビバップ[2]

略歴

1968年、京都府に生まれる[3]私立武蔵高校を経て、一橋大学卒業。

中学生のときにブラスバンド部に入り、サックス演奏を始める[2][3]チャーリー・パーカーソニー・スティットの即興演奏の自由さに影響を受け[2]、ジャズ(ビバップ)の道に進む[2]

前川元ダニー・バンク英語版に師事[3]バークリー音楽大学に1年在籍し、ビル・ピアス、ジョー・ビオラの教えを受ける[3]。1990年に日本に戻り、益田幹夫との共演を経て、椎名豊クインテットに参加する[3]。その後も数多くのミュージシャンと共演[3]、1990年代後半に「若き天才アルト奏者」と称され[4]、『スイングジャーナル』誌の日本人アルト・サックス奏者部門の人気投票では、1997年、1998年、1999年と3年連続で渡辺貞夫を抜いて1位となった[3][5]

ディスコグラフィ

ブルーストーン (BLUESTONE)[4]
1997年、アルファ・ジャズ
初リーダー盤。
プレザント・シェイド (IN THE PLEASANT SHADE)[5]
1998年、アルファ・ジャズ、山田穣カルテット
参加作品

受賞

  • 第2回ハイネケン・ジャズ・コンペティション(1996年) サックス部門グランプリ[9]

出典

  1. ^ ジャズアルト山田穣がマウスピース18本を試奏「スタイル別マウスピース選定術 後編」.2017年12月6日閲覧。
  2. ^ a b c d いつもふたりで… アルトサックス奏者 山田穣さん”. FM横浜 (2004年12月25日). 2017年12月6日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g 山田 譲カルテット”. Maple-House. 2017年12月6日閲覧。
  4. ^ a b 山田穣 / ブルーストーン 【廃盤】”. CD Journal. 2017年12月6日閲覧。
  5. ^ a b 山田穣カルテット / プレザント・シェイド 【廃盤】”. CD Journal. 2017年12月6日閲覧。
  6. ^ 日野元彦セイリング・ストーン / ヒップ・ボーン”. CD Journal. 2017年12月6日閲覧。
  7. ^ 中川英二郎 / ベイブ 【廃盤】”. CD Journal. 2017年12月6日閲覧。
  8. ^ 小林陽一&グッド・フェローズ / ムービー・ジャズ 【再発】”. CD Journal. 2017年12月6日閲覧。
  9. ^ 岩浪洋三「第2回ハイネケン・ジャズ・コンペ・サックス部門≪グランプリ≫山田穣に訊く」『スイングジャーナル』1996年11号。

外部リンク




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